太陽光発電

太陽光発電+オール電化にはどんなメリットがあるの?

あかり : ねぇ、陽一郎。「太陽光発電」を調べていると、たまに「オール電化」っていう言葉が出てくるんだけど、どうしてなのかな?

 

陽一郎 : 太陽光発電に興味がある人の多くは、オール電化にしているお家やお店は多いよね!オール電化というのは、文字通り「全部の光熱が電気を利用している」ということなんだけど、つまりガスや灯油を使わないで生活をするということなんだ。

 

あかり : ガスは、料理する為のガスコンロやお風呂に入る為の給湯器に使用するよね?灯油は、お部屋を暖めるストーブで使ってるし。

 

陽一郎 : それを電気を利用する製品に換える事で「オール電化」になるんだ。分かり易く言うと、毎月の請求書が「電気代と水道代」ということだね。

 

あかり : なんだか、すごく安くなりそう!じゃあ、すぐに換えた方が良いじゃん!

 

陽一郎 : それには、2つの問題があって簡単には解決出来ない場合があるんだ。1つ目は導入コスト、2つ目は使い勝手。今日は導入してから、どう家計に影響するのか一緒に考えてみようよ。

 

あかり : はーい!まず、はじめに導入コストってどのくらいかかるのかしら?

 

陽一郎 : 新築の建物はこれから設備を揃えるから導入し易いんだけれど、今住んでいるお家はもう既に設備があるんだから、これを換えるのには新しい設備を購入しなければいけないし、工事費用だってかかるから、なかなか導入出来ない人も多いんだよ。

 

あかり : そっか、簡単には換えられないもんね。何かいい方法がないのかな?

 

陽一郎 : 「オール電化」に換える事で、2つのことが大きく変わるんだ。まず1つ目は「電気以外の請求」が来ない事。これで電気代だけ毎月請求されるから、節電しやすいし分かり易いよね。次に最も重要なことなんだけど、電力会社と「時間帯別電灯」契約が結べるんだ。つまり、電気を使う時間帯によって、その電気代が変わりますっていう契約。

 

あかり : 毎月の電気代を下げる為には、この2つ目の電気を利用する時間帯を、ちゃんと理解することが一番大事なんだね。

 

陽一郎 : そういうこと!次回は、その「時間帯別電灯契約」について説明するよ。

時間帯別電灯契約は、何がお得になるの?

あかり : 電気には「時間帯別電灯」契約を結ぶ事が出来るっていうことが分かったわ!でも従来の契約と、どう変わるのかしら?

 

陽一郎 : それじゃあ、今回はお風呂に入る為の「給湯器」について考えてみようよ。もし、電気を利用した製品に換える場合は、主に「電気給湯器」か「エコキュート」に分かれるんだ。

 

あかり : どっちも電気を利用するんでしょ?一体、どう違うの?

 

陽一郎 : 例えば、お風呂に入るとするよね。電気給湯器の場合は、お湯の蛇口をひねったら「その時に電気を利用してお湯を沸かす」んだ。エコキュートの場合は、外に大きいタンクがあって中は魔法瓶のような構造になっていて、「深夜のうちに電気を沸かして保温しておいた大量の熱湯」に使うときだけ水を加えて、適温にして利用するんだ。どっちがお得だと思う?

 

あかり : えー?電気給湯器の方が使った分だけで済みそうだから‥「電気給湯器」?

 

陽一郎 : 実は、断然「エコキュート」の方が安いんだ。なぜなら、「深夜電力」を利用しているから。夜23時から朝5時までを「深夜時間帯」になるんだけど、この時間に使われる電気代は「平日の朝9時から夕方5時まで」の電気代に比べて、なんと「3倍近く」なかでも中部電力は「3倍以上」も違うんだよ。

 

あかり : うそ?!そんなに違うの?それじゃあ、使う電気の量が一緒だとしたら、電気代は3分の1で済むって事じゃん!

 

陽一郎 : その通り。これが長い期間になると、相当電気にかける費用が少なく出来る事が分かるよね。しかも、その電気代を昼間「太陽光発電」で得た売電収益で賄うとすると‥‥。これ、ちなみに先月の電気の利用した分引き落とされる「買電料金」と発電した分振り込まれる「売電料金」の明細表ね。

 

あかり : えっ!プラスになってる!?そんなことがあるの?信じられない。太陽光発電+エコキュート+IHクッキングヒーターは、「家計簿の救世主」なんだね!

 

陽一郎 : この組み合わせは、お店や事業所でも色んなところで導入しているんだよ。でも事業所の場合は、上記の「家庭向き」とは電気契約体系が変更となるので注意してね。

 

あかり : それじゃあ、色んなお家やお店が、いち早く「オール電化」を導入して、光熱費削減と売電収益で「コストカットと利益」を実現して欲しいね!

太陽光発電は本当にメンテナンスフリーなの?

あかり : ねぇ、陽一郎。ところで「太陽光パネル」って、いつも掃除して奇麗にすればもっと発電してくれるのかな?

 

陽一郎 : 「太陽光パネル」の表面は特殊なコーティングがされているから、基本的には雨だけで汚れが落ちるように出来ているんだよ。

 

あかり : そうなんだ。それじゃあ、掃除はあまりしない方がいいんだね?

 

陽一郎 : 落ち葉や光を遮る物があれば、取り除く必要はあるけれど、すごく高温になっていることもあるし、ブラシとかで磨いたらコーティングを傷つけちゃう恐れもあるからね。だから、自宅や地面に設置しているパネルを掃除する事は、僕たちはあまりやらない方がいいんだよ。

 

あかり : でも、水を掛けるのは大丈夫でしょ?ホコリとか気になるわよね。それから、温度も下がりそうだし!もっと発電出来そう!

 

陽一郎 : 僕の知り合いでそれを実際にやった人がいるんだよ。ほら、こないだ黄砂がひどかったでしょ?それを早く取り除きたくって、ホースで水道水を撒いたんだって。そしたら、どうなったと思う?

 

あかり : えっ?奇麗になって発電量も元通り!‥じゃないの?

 

陽一郎 : 水道水には、残留塩素や有機物があるから、太陽光パネルには掛けない方がいいんだ。あかりも、お父さんの車を洗った事あると思うけど、水道水で流した後って拭かなかったら「水垢」がついた経験ないかな?太陽光パネルも同じで、水垢だけでなく、逆にホコリも広い範囲でついちゃって、発電量も戻るどころか低下しちゃって。はやく雨が降ってくれないかって、逆に、天気が悪くなる事を祈るくらい、散々だったらしいんだよ。

 

あかり : うわぁ!逆に、効率が悪くなるなんて、信じられない!

 

陽一郎 : それから、太陽光パネルの変換効率が最も良い温度が「25℃」なんだけど、真夏は30℃を超えるときもあるよね。そんな時も散水をして温度を下げようとして、同じようなケースになった人もいるんだ。

 

あかり : つまり、パネルの定期的な確認は必要だけど、掃除やメンテナンスは業者に相談!ってことなんだね。危ないところだったわ。

 

陽一郎 : パネルを設置する前に、きちんと業者さんにアフターサポートの契約確認も忘れずにね。

 

 

 

2014年の市場価格はどのくらい?

あかり : ところで、太陽光発電を導入する時って、販売代理店から購入するのよね?一体、いくらくらい掛かるのかしら。

 

陽一郎 : そうだよ。代理店契約を結ばない限り、基本的には、メーカーから直接買うことは出来ないから、一般の人は、必ず販売代理店から買うことになるね。

 

あかり : やっぱり、販売代理店によって、価格って違うわよね?

 

陽一郎 : もちろん。皆さん、試行錯誤して工夫しているから、仕入れの値段を抑えて安く提供しているところもあれば、付加価値を付けていくお店があるから、やはりお店によって価格は変わってくるよ。

 

あかり : どの代理店を選ぶのかも、重要なことなのね。値段が安いところはどこかしら。

 

陽一郎 : 安さだけでなく、企業の信頼性や実績、アフターフォローの考え方と契約など、このあたりも総合的に考える必要があるよ。

 

あかり : 分かったわ。でも、そんなに大きく価格って変わるのかしら。

 

陽一郎 : 見積を取ってみるとよく分かるけれど、基本的な太陽光発電システムの相場って決まっているから、あまり極端な差は出にくいはずなんだ。

 

あかり : へぇ!そうなんだ。それって、どうして分かるの?

 

陽一郎 : 経済産業省・資源エネルギー庁管轄の「調達価格等算定委員会」が、毎年市場の動向を調査している「住宅用(10kW未満)太陽光のシステム費用の動向」から、太陽光発電の1kWあたりの、正確な相場価格を知ることが出来るんだよ。

 

あかり : 最近の市場相場は・・・本当だ!ちゃんと出てるね!

 

陽一郎 : そう。平成26年2月17日公開の資料では、「平成25年10〜12月現在」の市場相場は、1kWあたり「40.9万円」と出ているね。でもこれは少し前の実績ベースだから、ここから「‐5万円」することが巷では常識となっているんだよ。これで、発電規模の予定kW数を乗じて、ざっと計算することが出来るよね。

 

あかり : すごく分かりやすい!こうやって事前に分かっていると、代理店さんと話しする時もしやすくなるんだね!

 

陽一郎 : 都道府県や環境によって異なる場合もあるから、あくまで参考価格として捉えるように、注意してね。

 

 

(参考資料)
http://www.meti.go.jp/committee/chotatsu_kakaku/013_haifu.html
http://www.meti.go.jp/committee/chotatsu_kakaku/pdf/013_02_00.pdf

太陽光発電を設置する時の注意点は?

あかり : 太陽光発電って、住宅や事業所の屋根に設置するために、電力会社に申請しないといけないんだよね。

 

陽一郎 : そう。電力会社に申し込みを済ませ、事前に確認が取ることが出来たら、自宅やお店の屋根にも設定できるよ。

 

あかり : それって、太陽光発電の許可が下りないことってあるのかな。

 

陽一郎 : 原則として、相当な事情がない限り、電力会社は拒否が出来ないようになっているから、安心して大丈夫だよ。その事情というものは、理由がそれぞれあるんだけれど、その地域の電力の需要と供給のバランスが取れなくなったり、環境や現況の問題だったり、様々あるんだ。販売管理会社を通じて、電力会社に聞いてみるのが一番だよ。

 

あかり : そっか!実は、自宅の屋根で太陽光発電が出来ないかって、家族で検討しているんだ。

 

陽一郎 : そうなんだ。あかりの家の屋根って、三角屋根だったよね?

 

あかり : うん。この三角屋根って、平屋根に比べて、やっぱり不利なのかな。

 

陽一郎 : 最近では、そういう屋根に合わせて、パズルのように、無駄なく設置できる形のパネルも出てきているから、きっと大丈夫。あとは、面積が重要になってくるよ。

 

あかり : それに関しては、平屋で横長の建物だから、大丈夫だと思うわ。でも、そういった設置条件で、導入費用って変わってくるの?

 

陽一郎 : 結構、変わってくるんだよ。例えば、まず新築か既築か。配線や架台の設置等、新築だとすごく設計や施工がしやすくて、手間がかからない分、工賃が安く済む傾向があるんだ。また、さっきもあったけれど、三角屋根か平屋根か。それと、長方形か正方形か、木造か鉄筋コンクリートか。運賃が加算されるかもしれないから、市街地か郊外か、等も重要な条件のひとつなんだ。

 

あかり : そっか。全部の建物が、同じ条件ではないものね。

 

陽一郎 : まずは、見積もりの際に、写真や現場に来てもらうのが一番だね。それでより正確な見積金額が分かるよ。

 

あかり : 分かったわ!ありがとう!